生きのびた記録

日記と雑記と読書記録

生きのびた日記(2024年1月6日)

引越しの諸々を進める。決めることが多いとぐったりする。必要な家電も買い揃えなければならなくて、大金が消えていく。お金を使うと手が冷えて身体が重くなる。これでいいの?このままでいいの?もっといいやり方があるんじゃないの?といつも自分の声が頭の中に響く。毎日が自己否定との闘いで、それで擦り減ってしまって外に力を向けられないことが多い。

白楽のブックカフェはるやさんに行く。定食がすさまじく美味しくてびっっっくりした。おにぎり(パセリのみじん切り入り)、海苔(おにぎりとのマッチングが最高)ミネストローネ(ベーコンと野菜ごろごろ)、オムレツ(バターたっぷり)、何を食べても美味しい。ごはんから、いつくしみ、みたいなものを感じた。

はるやさんでは書き初めをやっていたので、参加する。書道をやるのは高校ぶりだけれど、意外と身体が覚えていた。身体の動きがそのまま形になっていくのを見ると愉しい。やったことの結果がすぐに目の前に出現すると、やったぞ!と思えて自己否定からすこし抜け出せる。

安寧、と書いた。バランスがちょっと変になったけれど、そのバランスも含めて今の自分の状態なんだろうなあと思う。世界も他者も自分も、安寧でいられるように、とささやかすぎるけれど願いを込めてみる。

Twitterとラジオで情報収集する。パレスチナで行われている虐殺も、政府が能登地震の被災者を半ば見殺しにしているのも、沖縄の代執行も、災害に乗じたゼノフォビアやトランスヘイトやバックラッシュも、税を吸い上げるだけ吸い上げて裏金ばかりに使う政治家たちとそれを許しているシステムも、みんなみんなクソだと思う。なんで人間のこんな悪い面を見せつけられなきゃならないんだ。