生きのびた記録

日記と雑記と読書記録

生きのびた日記(2024年3月4日)

外をほっつき歩いていたら、帰るのが遅くなった。夕飯を用意する。ピーラーでささがきをすると楽だし綺麗にできるけれど、時間がかかる。大量の味噌汁をつくり、肉を焼いた。風呂に入ったらもう深夜になっていた。

生きのびた日記(2024年2月29日)

荷物が重い。背中のリュックにパソコンを二つと満たんの魔法瓶を入れたからだ。腕には人にあげようと買ったクッションがかかえられている。これはそんなに重くないけれど、上半身全体が覆われるくらい嵩張っている。身体の前後のバランスがうまくとれなくて…

生きのびた日記(2024年2月28日)

夕飯のあとに、縫い物をした。手を動かすのは楽しい。動かした軌跡が縫い物として目の前に現れてくると、自意識と身体の動きと現実とがきちんと結びつけられる。ゆらゆらと漂って掴みどころのなかった身体感覚がチューニングされて実体を得る。現実世界に存…

生きのびた日記(2024年2月26日)

電話でカウンセリングを受ける。それは話を聞くだけのサービスで、具体的に職場に対してアクションを何か取ってくれるわけではないようだった。弱っているときには過剰に周りに期待をして、それが少しでも叶わないととてもがっかりしてしまう。このカウンセ…

生きのびた日記(2024年2月25日)

家族とコンサートに行く。終わったあと、家族はコンサートに来ていた友達とおしゃべりしたいとのことで別れた。別れた瞬間涙がぶわっとでてきて止まらなくて困った。そのまま帰って、もうなにもしたくなくて、着替えて、泣きながら布団に入って、読まれるか…

生きのびた日記(2024年2月23日)

朝ごはん食べて、洗濯をして、干す。乾かないことにイラついて、部屋干し用のサーキュレーターをググり、そのうちサーキュレーターよか衣類乾燥除湿機がよいのではないかという結論に至り、昨日給料が入っていたので至った勢いでエイっと購入した。書類をあ…

生きのびた日記(2024年2月20日)

仕事。昨日から頬と耳たぶにぶつぶつ湿疹が出ている。おそらく花粉とかアレルギーに由来するやつなんだと思うが、痒くて熱くてうっとうしい。先日ステロイドが入っている軟膏を家族に教えてもらったんで、それを買ってべたべたとつける。軟膏を塗っていると…

生きのびた日記(2024年2月18日)

起きたら8時過ぎだった。スープとおかずをあっためて食べて着替えて外に出る。勉強して、いっこメールして、パソコンをぽちぽちして、お昼ご飯食べて、またぽちぽちしてたら15時。こないだ申請してたパスポートを取りに行く。 パスポートを待ちながら、さっ…

生きのびた日記(2024年2月17日)

人と会って、1人になったら途端に寂しくなって、涙が出そうになるんで、本を開いて読む。身の回りを整えれば満たされるかもと思っていたけれど、整えても寂しさはあんまり変わらなくて、暮らしやすくはなったけど、なにかをうめることにはならなかった。 家…

生きのびた日記(2024年2月12日)

ここ数日、人と会わなさすぎて、そして会っても表面的なやりとりしかできなくて、限界を迎えて、ことあるごとに1人で訳もなくぼろぼろ泣いていた。 孤独は思考を蝕む。人と会ったり喋ったりするときには落ち着いてものを考えられるのに、1人になると途端に根…

生きのびた日記(2024年2月5日)

新居で初めて夢を見た。正確には、見た夢を初めて覚えていた。よく会う友だちの人と、もう一生会わないだろう友だちだった人と、お出かけをしていた。笑って話していたので、たぶん楽しかったのだろう。起きた時に人恋しさでたまらなくなってしまったので、…

生きのびた日記(2024年2月2日)

仕事を変えたい。けど何がしたいのか、やりたいことはなんなのかわからない。いまの仕事と仕事環境が自分に合っていない、ということだけはわかる。始めてみてわかったが、人と接しないこと、やったことが目に見えないことに、自分はどうしようもない寂しさ…

生きのびた日記(2024年2月1日)

広いベッドを手に入れた最大のよかったこと、かつ最大のこまったことは、寝床の居心地がとてもよいことだ。広々眠れるので、いつまでもふとんのなかにいたいと思えるし、いつまでもふとんから出られない。今日もちょっと寝坊しそうになった。 朝と昼休みに、…

生きのびた日記(2024年1月31日)

昨日、ずっと頭に引っかかっていたことを終わらせたので、心が大変に穏やか。仕事の昼休みにスーパーに買い物に行く。ハッと気がついたら凄まじい量を買っていて、多分3人分くらいの量で、帰りに坂道(家までには結構傾斜のきつい坂道がある)を登っていく時…

生きのびた日記(2024年1月28日)

朝起きて、朝ごはんもそこそこにだらだらとものを書くなどしていたら、足元がゆらゆら揺れている気がして、あれ、と思ったらドアもガタガタ揺れて、そのとき初めて地震がきた、とわかった。ラジオからも、地震です、と声が聞こえてきた。すぐに家じゅうのド…

生きのびた日記(2024年1月27日)

実家の手伝いがあったので実家に帰る。 帰る道中でどんどん自分が縮んでいっている感覚があった。実家は居心地が悪いわけではない。家の人たちはみんな優しいし、ただ一人の子どもである自分は大人たちの中で庇護されていると感じる。しかしその中にいると、…

生きのびた日記(2024年1月25日)

物干し竿がきたので、嬉しい嬉しい、と小躍りしながら組み立てて洗濯物を干す。室内干しのための物干しなのだけど結構でかい。たくさん干せる。奮発してエイっと買ってよかった。部屋の生活感が一気にあがる。 生活はうまく滑りだしたように見える。ただどこ…

生きのびた日記(2024年1月24日)

今日はひとつ失敗をしたのだけれど、意外にも落ち込んでも引きずってもいなくて驚く。実家にいたら、おそらくずっと落ち込んだり引きずったりしてぐったりしていただろう。もうそうやっても甘えられたりなぐさめてくれたりする人が近くにいないから、よし次…

生きのびた日記(2024年1月22日)

この日記のタイトルを書いていて、もう1月も残り10日ないことにびっくりした。なんやかんやでしばらく書けていなかったが、まあ日が空いてもいいでしょう、という適当な気持ちで日記を書く。 新居は、生活はできるけど快適ではない。一つ揃えるとまた一つ足…

生きのびた日記(2024年1月19日)

会社の人と飯を食う。社交辞令的な会話が主だったけれど、相手がいろいろと気遣ってくれたので話が途切れず、面白かった。 ただ、ニコニコしながら手元のウーロン茶を飲んだら、相手の頼んだウーロンハイだった。一気にアルコールが回る。自分は酒に強くない…

生きのびた日記(2024年1月18日)

不調の日。不調の日は朝起きると「あ、もうだめだ」とわかる。おはようからおやすみまでずっとダウナーである。仕事の段取りがうまくいかず作業が膨大になりそうでさらにダウナーになる。なんでこの仕事やってんだ…?とわからなくなっていく。1人だとなんだ…

生きのびた日記(2024年1月14日)

買いものにいく。 いつも移動はほぼ徒歩と電車で済ませてしまっている。東京に住んでいると車に乗らないでも生活ができてしまうので、車に乗ることにあまり慣れていない。だからどんなに大量の荷物があってもなんとか徒歩と電車でこなそうとする。 てなわけ…

生きのびた日記(2024年1月13日)

役所に書類を取りに行く。 役所ではたくさんの職員の人が待ち構えていて、ぼんやり入っていくとその人たちの目が一斉にこちらを向く。こわい。 すかさず職員の1人が寄ってきて、何をしに来たのか、と訊いてくるのでおたおたと用を得ない説明をする。それなら…

生きのびた日記(2024年1月12日)

手芸をする。といっても布用の糊でぺたぺたフェルトを貼っているだけなのだが。あとからいろいろ縫い付けようと思っているがとりあえず、下地だけは作ろうと手を動かす。久々にフェルトを触ると楽しい。布よりも簡単に扱えるし切って貼るのが手芸というより…

生きのびた日記(2024年1月10日)

仕事。ひと段落つく。 ひと段落つくと何に困っていたのかとか全部忘れてしまう。なので、次にまたつまづいた時に同じことを繰り返している。 夜は外に出て食べる。外の空気は好きだ。 教養がないんだよね、という話を人とした。ドストエフスキーも二葉亭四迷…

生きのびた日記(2024年1月9日)

仕事。通常営業にだんだんと戻っていく。仕事とアイデンティティを分けるのは難しい。気を抜くとすぐ仕事が自分の人生そのものみたいに思えてくるし、自分の全てを仕事に差し出さなきゃいけないような気になってくる。世の人は仕事をどう捉えているんだろう…

生きのびた日記(2024年1月8日)

同窓生に会う。いつもの生活からするとわりとたくさんの人に会ったので、刺激が多い。会話が続くだろうか、と思ったけれど意外と喋り続けられたし、なんなら別れがたくてだらだら歩いたりしていた。 同窓生と会うと、一緒に過ごしていた学校の教室にぐーんと…

生きのびた日記(2024年1月7日)

昨晩夜更かしをしたので午前中は何もできずに溶けている。夜更かしはよくないと思いながらもやってしまう。みんなが寝ている中で1人起きていることへのワクワクしちゃう感じには、どうしても抗えない。 だらだらと起きて昼飯を食べてちょっと勉強。仕事以外…

生きのびた日記(2024年1月6日)

引越しの諸々を進める。決めることが多いとぐったりする。必要な家電も買い揃えなければならなくて、大金が消えていく。お金を使うと手が冷えて身体が重くなる。これでいいの?このままでいいの?もっといいやり方があるんじゃないの?といつも自分の声が頭…

生きのびた日記(2024年1月5日)

仕事。夜にしっかり外食をすることにしていたので、昼は食べなくてもいいかなと思ったのだが、思いのほか腹が減ったのでおやつの時間に冷凍のビーフンを食べる。 出社することにしていたのだが、出社しても知り合いもいないしやる仕事は一緒だし、なんだか面…