生きのびた記録

日記と雑記と読書記録

生きのびた日記(2024年1月22日)

この日記のタイトルを書いていて、もう1月も残り10日ないことにびっくりした。なんやかんやでしばらく書けていなかったが、まあ日が空いてもいいでしょう、という適当な気持ちで日記を書く。

新居は、生活はできるけど快適ではない。一つ揃えるとまた一つ足りないものが出てくる。もぐらたたきみたいだと思う。ひとり、とは言っても他の部屋の人の生活音がかすかに聞こえてきたり、ずっとラジオをつけたり、あとは読み慣れた本を読み返したりしているとそんなに孤独感がない。これは意外だった。メンタルにこなくてよかったと思うけれど、もしかしたら今は引っ越したばかりのアドレナリンどばどばの状態だからどこかしらアンテナが鈍くなっているのかもしれない。あまり無理をしないほうがいいだろう。とはいいつつも色々とまた立て込んできているんで、息切れしない程度にちょこちょことこなすかなあ、と飯を食いながらぼんやりと考える。

ところで1人分のご飯って用意するの難しい。いままでは、かなり大量に作っても、家族がいたら2食くらいでしゅばっ!となくなってしまっていたので、その感覚で作り始めたら、なかなか減らなくて困った。特に味噌汁。鍋に水入れたとき、あれ少ないな、もうちょい入れるか、とか思って注ぎ足すと1人では何食分になるんだ…?と途方に暮れる量になる。自分は同じ味を毎日食べることに苦痛を感じてしまうので、毎食その味噌汁に何かしら具を足す。最初はシンプルだった味噌汁が、だんだん具が多いごった煮のようになっていく。1人だけだと、自分の食べ方や感覚がわかって面白い。一人暮らししてる人に生活のことを聞くと色々と教えてくれる、ともすれば聞いてないことまで教えてくれるのが楽しいんだけれど、あれは当人が生活のことをずっと考えている(というか考えざるを得なくなっている)からなのかもしれない。