生きのびた記録

日記と雑記と読書記録

生きのびた日記(2024年1月8日)

同窓生に会う。いつもの生活からするとわりとたくさんの人に会ったので、刺激が多い。会話が続くだろうか、と思ったけれど意外と喋り続けられたし、なんなら別れがたくてだらだら歩いたりしていた。

同窓生と会うと、一緒に過ごしていた学校の教室にぐーんと引き戻される。中身は子どものまま、大人の着ぐるみを着て喋っているみたいだ。

昔は、同級生はみんな自分と全く同質な存在だと思っているふしがあった。自他の境界がわりと曖昧で、相手の行動にひとりで振り回されてぐったりしたり、「なんでわかってくれないのかな」とがっかりしたりすることが多かった。今日会ってみたら、相手と自分は違う人間だから、ときちんと理解して境界線を引けるようになっているのに気づいた。多少は精神的に成熟してきたのかもしれないなと思った。