生きのびた記録

日記と雑記と読書記録

生きのびた日記(2024年1月3日)

朝起きた途端に今日はうつっぽい日になるだろうと確信する。のろのろ起きる。

ラジオを聴いてぼーっとする。何かしなきゃいけないけど何もできてないし何もしたくない。去年無職だったときの気分と似ていてすこし懐かしくなる。自己否定の風がびゅんびゅんと吹きつけてくるのだけれど、ぬるま湯に浸かっているようにどこか心地が良い。

とりあえず手を動かしてものをつくったり、歩いたりする。少しずつ人間のかたちを取り戻していく。

夜のラジオでは昨日に続き地震の情報。70人以上の方が亡くなったという。これから増えるだろう。最も被害の大きいところがどうなっているかわからないし、原発だって安全なのかいまだに疑義が残る(そもそもそんなものを地震の多いこの国にバカスカ作るなよ、と思う)。寄付すること、ヘイトとデマを報告すること、そして政府の対応に目を光らせること、これだけしかできないけど、これだけはやっていこう。

戦争がずっとずっと続いている。報道は全て地震一色になっているけれど、地震があったからって戦争がなくなるわけじゃない。忘れるな。戦争に対する無力感はすごく不快だ。「静かに生活を送ることも抵抗」という言説を必要としている人もいるが、今の自分にとってはそれは逃げと甘えだ。忘れずに抱えて、何かしら、できる範囲の行動をせねばならない。(この、できる範囲で、というのが重要。生活を支援と反戦に全振りするのが理想ではあるだろうけれど、まずは細く長く行動を続ける)

ちょっとやってみようと思うことがでてきた。自分に合うかどうかもわからない、実現できるかもわからない、おそらく長丁場になることだ。でも、どうなるにせよ、やりたいことはやってみることだ。